ご結婚おめでとうございます!初めてのことばかりで、どのようにすすめてよいか分からない結婚準備。「いつ?」「何を?」「どうやって?」を分かりやすくまとめました。結婚が決まって幸せな時間が、もっと楽しくなりますように。
プロポーズの際に、彼が婚約指輪を贈ってくれていれば、両家ごあいさつの時に彼女の薬指に婚約指輪がきらり。彼女のご両親も安心するかもしれません。でも現実にはプロポーズ時に贈ってくれた旦那さまは40%ほどとか。「ふたりで一緒に選んで彼女の好みの指輪を買ってあげたい」と思っている男性も多いので、一緒に出かけて購入しましょう。おふたりにとって一生のかけがえのない記念になる婚約指輪。「毎日できるデザイン」や「思ったより高価ではない指輪」もありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
プロポーズ後にお互いの家を訪問し、おふたりの結婚の承諾を得ましょう!
いきなり行くのはどちらも心の準備ができていないので、2週間後を目安に日程を調整しましょう。食事などで気を遣わせない時間帯がおすすめです。籍が変わる方の親へのご挨拶を先にするのが一般的です。目的は「結婚の承諾を得る」ことですので、結婚式の日取りや会場選びについての相談は後日にしたほうがベターです。
おふたりの記念日やお日柄のよい日など、色々考慮しながら日取りを決めましょう。婚姻届提出を機に一緒に住む場合は引越を先に済ませて、転居届と婚姻届を一緒に出すのが効率的です。
正式に婚約を調える儀式の結納は、地域によってやり方は色々。最近では式場やホテルの「結納パック」利用も一般化しています。しきたりを重視する「結納」は残っているものの、カジュアルな「顔合わせ食事会」のみを行うカップルも増加しています。結納を行う場合も結納だけではなく、食事会も行うカップルが一般的です。顔合わせ食事会は、婚約指輪などの記念品を交換したりします。特に決まった流れや儀式性はなく、料亭やレストランなどを利用して、両家の親睦を深めます。両家顔合わせや結納に決まりはありませんが、地域のしきたりや伝統をできるだけ尊重してもいいかもしれません。おふたりもご家族も後悔がないように、両家で話し合って決めることが大切です。
結婚指輪は約98%のカップルが購入しています。購入の仕方は簡単にいうと、その場ですぐに持ち帰れる「レディーメイド」、ダイヤや素材、デザインを選ぶ「セミオーダーメイド」、一から創る「フルオーダーメイド」があります。結婚後は毎日ずっと身に着けるものですから、強度や着け心地、アフターサービスなども考えながら選びましょう。挙式当日サイズが合わなかったなどということがないように、サイズ直しをすぐ対応してくれるショップかも確認しておきましょう。
1年~6カ月前までに、家族の意見も聞きながら結婚式のスタイルを決めましょう。実際にいくつか会場のブライダルフェアに出かけましょう。「ホテル」「ゲストハウス」「式場」「レストラン」のほか、「アクセスがよい」「神前式ができる」「ロケーションがよい」「料理がおいしい」「会費制ができる」など、条件をしぼって考えると決めやすいです。また、大体の日取りや人数、予算を決めていけば、相談もしやすくなります。さらに、「ゲストとワイワイ」「アットホームに」「華やかに」「厳かに」など、どんな結婚式にしたいか、イメージを固めておくと相談がよりスムーズにできます。
結婚式のだいたい3カ月前までに、まず最初に直属の上司に報告しましょう。結婚式の日取りや招待するか、結婚後の働き方についても伝えておきましょう。その後、職場の同僚や友人、知人へ報告を。結婚式に招待する場合は直接または電話などで伝え、招待しない場合はメールでの報告でもOKです。
ブライダルエステは、花嫁姿を美しく見せるためのケア。顔やデコルテ、背中など露出する部分を中心に、肌トラブルの軽減や脱毛などで外見を磨くほか、忙しい花嫁の心身をリラックスさせる効果もあります。ハリのないお肌や背中のニキビ、ぷよぷよの二の腕、悪い姿勢・・・。写真に残る姿が「こんなはずじゃなかった!」と思わないように、3カ月前までには一度エステサロンに相談しておくとよいでしょう。特にお肌が弱い人は、早めにプロのカウンセリングを受けた方が安心です。また、顔&ボディの輝きを左右するシェービングは、ぜひやっておきたいケアのひとつです。指輪交換など手元が注目を集める結婚式ですから、ハンドケアも必要です。自爪にカラーネイルは挙式前日、カルジェルやスカルプは1週間~2日前、ネイルチップは1週間前までにサイズ合わせをしておきましょう。一緒にペディキュアもしておくとハネムーンで足元も映え、オシャレです。
「結婚式当日はチャペル挙式だから、和装の花嫁姿を残しておきたい」「結婚式を挙げる会場と雰囲気を変えてプチ旅行がてら写真を撮りたい」など、結婚式とは別日にスタジオや特別な場所でゆったり撮影するのも人気です!もちろん、結婚式の後で撮影してもOKです。
「身長が高い・低い」「首が長い・短い」「胸が大きい・小さい」「下半身・上半身がムチムチ」・・・など体型は気になるもの。お気に入りのドレスが、実際に着てみるとイマイチということは多々あります。自分の体型に合うデザイン&シルエットをまず見つけましょう。「大聖堂映え」「ガーデン演出」「アットホームなレストラン」など、挙式スタイルも考え合わせながら、自分にピッタリな衣裳を選びましょう。また、ヘアメイクを事前に決めておくことも大切です。挙式1カ月前までにリハーサルを行うのもおすすめです。
招待状は結婚式の2カ月前までには送付し、1カ月前までには返信をもらいましょう。ゲストの住所リスト、招待状の素材やデザイン、印刷、宛名書きなど、意外とやることが多くあります。招待状と返信用はがきのほか、必要に応じて挙式時間や場所の案内、二次会の案内、交通案内や観光マップ、当日の演出・余興に必要なカード、祝辞依頼なども同封します。
結婚式のスタイルによって打合せ回数は色々。1・2回ですむ場合もあれば、10回以上する場合もあります。おふたりのこだわりによって変わります。決めなければならないことはたくさんあります。会場コーディネート、当日のプログラム、映像などの演出、流す音楽、料理・ドリンク、引出物・引菓子、司会者まで、会場のウエディングプランナーと相談しながら決定していきましょう。ウエディングブックなどをつけておくと、忘れることがないので安心です。
普段より長い休暇が取れる結婚式ですから、ハワイやヨーロッパなど、なかなか行けない海外が人気です。「特別な時間を過ごしたい」「映画のロケ地に行きたい」「世界遺産を見たい」「のんびりしたい」など、選ぶ基準は様々。海外に行く場合はパスポートが切れていないか事前に確認しておくことが大事です。パスポートを申請する場合、受付けてから土日祝日などを除いた8日目以降の受け取りですから、その分も計算に入れておきます。
二次会は、披露宴に呼べなかった友人や同僚を招いて、リラックスした雰囲気でお祝いするパーティ。準備は3カ月前までには始めたいところです。成功の鍵を握るのは幹事さん。「この人なら頼っても安心」と見込んだ人に早めにお願いして、役割分担や当日までの流れをよく話し合っておきましょう。ただし、まかせっきりにならないよう、気配りを忘れないようにしてくださいね。
準備も最終段階です。ゲストに贈るサンクスギフトや手紙など、手作りのものは1週間前までに終わらせておきましょう。残り1週間はお互いや家族との時間をゆっくり過ごしながら、お肌や体をケアしましょう。
さて準備万端。
人生の大切なスタートです。
結婚式を思う存分楽しみましょう!